保育参観はお忙しい中参加頂き有り難うございました。
普段は園児の賑やかな声が響く園ですが、昨日は大人の元気な笑い声が溢れた保育園でした。
さて、講演をして頂きました「有屋田沙織」さんの
「言葉のチカラ~子育てが心から楽しくなる 魔法の言葉~」の中から少し。
自己肯定感と自分を愛する気持ちは日本人は凄く低い。
人間は意識している顕在意識5%と無意識の潜在意識95%で生きている。顕在意識と潜在意識に間には境がある。
しかし、6歳まではこの境がなく、言われた言葉が全てこの潜在意識の中にインプットされる。
「早くしなさい・何やってるの・駄目だね・あなたのできる訳がない!」等々、否定的な言葉をかけられると、「自分は役に立たない駄目な人間なんだ」と思って成長してしまう。
6歳までか・・・手遅れか・・・と嘆くのはまだ早い。言葉は上書き保存ができるらしい。今まで使ってきた否定的な言葉を肯定的な言葉に変えることでやり直しができるということである。
言葉のチカラの実験で食べ物や植物などに、一方は肯定語を、もう一方には否定語をかけると明らかに差が出てくる。肯定語には鮮度をキープする作用がある。
また、言葉を発したときに一番身近にいるのは自分自身である。否定語を口にする度に相手ではなく自分自身の潜在意識に中にインプットされていく。
その時その場に応じて否定語、肯定語の使い分けが必要で、「あ、自分は今否定語を使ったな!」と気づくことが大事である。周りの人や子どもたち、いや一番は自分自身のために肯定語をたくさん使えるようにしていこう。
身体は食べ物で作られる。
心は聞いた言葉で創られる。
未来は発する言葉で創られる。
子育てで一番大切なことは『尊敬と承認』である。
無償の愛で子育てをする「お母さん達」に子育てを心から楽しんで貰いたいと思います。