天(てん)

「一(ひとつ)」と「大(おおきい)」とから成る”会意文字”で「それ以上高いものはない」を意味するという説と、人の頭部を強調して作られた”指事文字”で「人間の体で一番高い部分である『頭』よりも高い場所」を意味する説とがあるそうです。

漢字の成り立ちは、昔の文字を手がかりに研究して分類するので、いくつか説がある漢字もあるのだそうです。興味深いです。

朝夕涼しくなってきました。ゆっくりと天を眺めて星や月を眺めてみるのもいいですね。

『天竺への旅はまだまだ続きます。』

参考文献:新明解 現代漢和辞典(編集:影山輝國 伊藤文生 山田俊雄 戸川芳郎 三省堂出版)「孫悟空」(花園文庫 文:もり・けん 絵:ひぐちともこ 発行所:株式会社登龍館)