娘(むすめ)

部首の「女」と「良」の音から成る”形声文字”です。「女」は、手を組み合わせて、ひざまづいているおんなの形を表す象形文字。祈りを捧げる様子を表したのでしょうか。「良」の音と言っても、”リョウ”から”ジョウ”に変化しているとのこと。娘の音読みは「ジョウ」なのだそうです。

娘には、①親にとって、自分の子である女。②若い女性。の意味があります。

『私たちには娘が八人おりました。しかし、八俣の大蛇が来て、一人ずつ娘を食らっていきました。』

園では毎月1冊、新しいお話を読んでいます。継続は力なり。子ども達の世界を広げるきっかけは、あらゆるところにあります。子どものうちに、いろいろな事やものに触れて、世界を広げてほしいと思います。

参考文献:新明解 現代漢和辞典(編集:影山輝國 伊藤文生 山田俊雄 戸川芳郎 三省堂出版)「八又の大蛇」(花園文庫 文:もり・けん 絵:京田信太良 発行所:株式会社登龍館)