刀(かたな)

刀の形を表した”象形文字”です。片側に刃のついた刃物、またはそのような形のもの、とあります。剣は世界中にありますが、刀は主にアジアのもので、中国から伝わり、日本で改良されて使われた物が「日本刀」なのだそうです。

『すると、カキッと、刀の刃が欠けてしまったのです。不思議に思って、そこを裂くと、一振りの太刀が、輝いていました。』

ちなみに「太刀」は、日本刀のうち、刃の長さが約60cm以上(2尺)のもので、腰から太刀緒で吊るして用いる物を指すそうです。

教室では「黒板」「窓」「靴箱」「机」「椅子」など、いろいろなものに漢字を貼っています。子どもたちは、実物と漢字を同時に見ることで、漢字の意味を理解しやすくなります。日常生活の中で漢字に触れる機会を増やし、”ことば”に興味をもってほしいと思います。

参考文献:新明解 現代漢和辞典(編集:影山輝國 伊藤文生 山田俊雄 戸川芳郎 三省堂出版)「八又の大蛇」(花園文庫 文:もり・けん 絵:京田信太良 発行所:株式会社登龍館) 違い比較辞典(https://chigai-hikaku.com)