目(め)

目の形を表した”象形文字”です。動物の、物を見る器官。

「漢字を並べるだけで、顔に見えるね~。」

『目ん玉だけは勘弁してくれろ。』大工どんの気持ちで読みます。お互いの声を聞きながら、自分の読み方を工夫していきます。

「習うより慣れよ」ということわざがありますね。子どもたちを見ていると、本当にその通りだなと思います。

毎日繰り返すことで、いろいろなことが自然と頭に入っています。漢字を見て、おおまかな意味を知って、本文の漢字で詳しい意味を理解していく。

「学ぶ」とは「まねぶ」からきている、真似することが語源とも言われます。大人が勝手に「難しい」とか「無理」とか決めつけずに、子どもたちが学ぶことのできる環境をつくっていきたいです。

 

参考文献:新明解 現代漢和辞典(編集:影山輝國 伊藤文生 山田俊雄 戸川芳郎 三省堂出版)「大工と鬼六」(花園文庫 文:高見のっぽ 絵:村上豊 発行所:株式会社登龍館)