扇(おうぎ・せん)

「戸」と「羽」とから成る”会意文字”。鳥のつばさのように開閉するとびら。派生して「おうぎ」の意味。

絵は小学生が描いてくれました。「扇」の字を見るだけで涼しい風を感じるのは、夏の暑い時季に扇風機や団扇で涼をとる習慣があるからでしょうか。(私だけ・・・??) 日々の習慣が人の思考を創っていくのですね。

『芭蕉扇を貸して下さい。』孫悟空が牛魔王の妃に頼む場面です。

参考文献:新明解 現代漢和辞典(編集:影山輝國 伊藤文生 山田俊雄 戸川芳郎 三省堂出版)「孫悟空」(花園文庫 文:もり・けん 絵:ひぐちともこ 発行所:株式会社登龍館)