高野豆腐は豆腐を凍らせ水分を抜いた乾燥豆腐で、地方によっては、凍み豆腐(しみとうふ)・凍り豆腐(こおりとうふ)とも呼ばれます。
もともとは、高野山のお坊さんが自然の中で偶然に生み出した食べ物だそうです。
高野豆腐には、強い抗酸化作用がある「大豆サポニン」、ポリフェノールの一種「大豆イソフラボン」、動脈硬化予防に効果的な「レシチン」、腸内環境を整える「レジスタントプロテイン」、冷え性改善に効果のあるといわれる「ビタミンE」、その他「カルシウム」「鉄」なども含まれています。
高野豆腐はスポンジ状になっているので、出汁や調味料がよく染み込みます。
高野豆腐に片栗粉を付けて素揚げしたあと、醤油とみりんで味を整えた出汁で煮込みました。片栗粉がとろけて、プルっとした食感になりました。花型の人参とほうれん草を添えて、一足早い春を。
暑かったり寒かったり、寒暖差の激しい日が続きますが、栄養たっぷりの食事で免疫力を高めていきましょう。
参考文献:栄養がギュッと詰まった高野豆腐【公式】まごころケア食 (magokoro-care-shoku.com)