「夏だ!そうめんが食べたい!」 そうめんの季節になりました!
そうめんは、奈良時代に遣唐使が持ち帰った「索餅(さくべい)」という、餅米と小麦粉を練って縄状にしたお菓子が由来とされているそうです。平安時代には「七夕に食べると病にかからない」という中国故事に倣い、宮中行事に取り入れられていたとか。室町時代に現在の細い麺の形になり、江戸時代には七夕に食べるという文化も始まったようです。長い歴史があるのですね~。
そうめんの材料は小麦粉と塩、水のみ。材料はうどんと同じですが、大きな違いは、植物油を付けながら細く長く伸ばしていくところです。油が使われているので、実は見た目よりカロリーが高めなのは悩ましいところ・・・。
今回の具は、肉団子とトマト、きゅうり、とうもろこし、椎茸の佃煮です。肉団子には生姜と、園で採れたシソの葉も入っています。かけ出汁は昆布・鰹節・干し椎茸の戻し汁をベースに醤油とみりん、酒、三温糖で味を整えました。最後に花カツオを入れることで、出汁の香りが引き立ちます。
「そうめん、大好き~♪」 暑い夏に「チュルン」と食べられるそうめんは、子供たちにも大人気です。
参考文献:歴史は意外と古かった!「そうめん」っていつから食べられていたの? (https://mag.japaaan.com)